>> 2004     12  Desember
         Atelier Hana
HP開設から半年。HPを見に来て下さった方、リンクして下さった方、
励まして下さった方々、ほんとうにありがとうございました。
来年は精進し、努力する一年にしようと思います。
よろしくおねがいします。
2004.12.22

なんと初めて国内線の飛行機に乗ることになる。
国際線は新婚旅行で。ワシントンDCのNatonal Gallery of Art に行った。
名画の作品群にただただ圧倒されるばかりだった。
当時は自分がHPを立ち上げるなんて思っていなかったなあ。
ごしゅじん様に感謝。というわけで、
海外はLAとWDCだけ。(英語圏がいいという判断だったから。)
PARISにも行きたいなあ。ぼやっと観光するんでなく絵のために。
大学でフランス語とってたし、少しは旅行用のフランス語も勉強した。
そのへんの準備はある。でもおカネと大義名分がないわけで。
そのうちそれらがついてくる、と信じたり。(信じるのは無料ね)

来年の計画。
サムネールを作成してギャラリーを新しくすること。
WEBのデザインをもっとキレイにすること。
ネットショップを独立したサイトにすること。
それに関しての諸々の表示なんかをUPすること。
イラストの勉強をすること。
スケッチを整理して作業に取り掛かりやすくすること。
本を読むこと。

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2004.12.17

ひさびさに、イラストレーターのなかだえりさんのHPを見る。
こそっと更新されている、売れっ子のイラストレーターは忙しいのだと思う。
しゃらしゃらと、儚げな水彩と、ちまちまとした細かいフォントが
癒しや和み、といった時流に沿っているのだなあと思う。

岩手県出身、私より3歳若い1974年生。建築関係出身というわけか、
その水彩手法も建築のイラストパースを思わせる。
イラストパースの本質というのはやっぱり商業色が濃いのが特徴で
提案型の絵ということになる、だからビジネスとは相性がよい。と分析。

イラストというのは、そういう宣伝性がある。
宣伝性のある絵を描けるかどうかというのは、宣伝性のある感性を持っているか
ということかもしれない。

・・・宣伝性のある感性っていうのも、私の苦手分野かも。
けど何事も訓練なので訓練すれば描けるだろうと思う。

しかしそこではたと立ち止まる。以前小論文の訓練をしたら、持ち前の文体が
消失してしまい、自分の文章をかけなくなった。
あぶないあぶない。自分の個性がなくなったら、アーチストはお終いに。
分析はこのへんにして、絵を描こう。

2004.12.14
風邪はまだ治りきらないけど始動。滞った家事に追われる。
今年の風邪は、3日続く悪寒、大量のハナ。タン。割れそうな頭痛に激しい腰痛。
腰痛は鈍痛というか圧迫痛というかんじ。
脊椎か胃の癌かと悩むほど。心配性な私。
今から考えると悪寒とみぞおちの痛みと熱っぽさ、しんどさは
発熱による発汗で腎盂炎になりかけていたのかも。
ポカリで水分補給し症状は軽くなり病院には行かずに済んだ。
(病院に行く気力がなかった)

早めの冬休みにするのでその間、家事に追い回される予定。
スケッチブックでアイデアをスケッチするだけの日々にしようかな。
サムネールの作成もしてから新年を迎えたいところ。

今年は実りの年だった。
まずわが子が誕生したこと。
自分のHPを持てたこと。
油絵を2枚完成させたこと。(0歳児かかえて2枚は頑張ったと思う)
いろいろとリンクしてもらえたこと。
フランス、ロシア、中国からもアクセスがあったこと。国際的!
(といっても絵を目的に来てくれたのは中国だけで
あとはおまけ。それでもちゃんとギャラリーを見てくれたのは嬉しい)

来年は20枚は油絵が描けるように頑張りたい。
その次の年は40枚。・・・と、数値目標はかなり高め。
それくらい描けば個展も開けると思う。つまり数年内に個展を開く予定。
予定は予定通りいかないこともある、
例えば出産の「予定日」なんてものが予定通りいかないように。

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クリスマスカード。
売り物にはできないなあ。
プリントアウトして使ってみてください。

2004.12.11

わが子の風邪菌は数十倍に威力増大して私を襲った。
そうして今日になってあの世から帰って来た気分。

おとといはとうとうヘルパーさんを頼んだ。
府中市のNPO法人「パーソナルケアサービス みもざ」という会で
会員登録に1000円会費一月500円。
ヘルパーさんの謝礼が平日で一時間1260円。
頭の隅にそんな会があることを覚えていたので市役所から斡旋してもらって、
その日にきてくださった。本当は当日の依頼は受けないそうです。
でも自分の食事すら作れないほど弱ったので。
2時間いてください、と言い、まるっこいおばちゃんヘルパーさんがなんでも
してほしいこと言ってくださいというので、洗濯と台所の片付けと
物干しとわが子の食事、そして夕食に煮物を頼んだら
ほんとうにてきぱきとこなしてくださってほんとうに助かって。

実は私が病気で倒れたら誰が赤ちゃんの世話をしてくれるのだろうかとか
ふと不安になっていたりもしました。こんなに早くそれが訪れるとは。
「みもざ」はほんとうに手軽な料金で利用できるので安心です。

東京に知り合いも友人もいない、いても頼めないときは
頼るべきだと思いました。これが実の親だと説教されたり無駄な心配をしたりで
よけい疲れるのだけどね。
ほんとうにおかげさまでした。みもざのSさん、ありがとうございました。

それにしても、政府がNPO法人に消費税を納めさせるようにさせたらしく、
料金にそれが上乗せされている。
財務省もいいかげんにしてほしい、まったく。
(徴収は国税庁、でも国家財政の無駄を引き締められないのは
財務省のほうだろうね、どっちでも私にはあまり関係ないけど)

2004.12.8
絵を描くときに、どんなことを考えるのかというと、
私の場合売ることを考えて描いてはいないです。
売るためにはこんな絵にしなくてはと考えながら描こうとすると
まあそれなりに絵はできるのだけど、多分イヤナ絵になる。
そうならない人もあるかもしれないけど
私の場合やはり心の世界があり、絵の情熱があり
先人への憧れと尊敬があり、それらがないまぜとなって作品になる。
絵が自分なのか自分が絵なのかわからなくなる、あの情熱的な瞬間が
それぞれの作品になってきた。
中川一政が「止むに止まれぬきもちで描いた」作品が生きている絵だと書いていた。
その「きもち」を私は持っているのでそれを大切にしなければ。

それでも売れてなければ画家ではないという考え方に囚われるときもある。
そしてとても惨めな気持ちになって、自分の製作がまったく意味のないものに
思えるときもある。
現代では1円のお金にもならないことに何の意味もないという風潮が
特に強いので、そのなかで製作していくことはものすごく辛い。
でもそれは古今東西、多くの画家が感じていることだし、
公募展に出品している人のうちで絵だけで生活をしている人の多くがまた
感じていることなんだろうと思う。

2004.12.8

私の使っている水彩紙は4種類あって、その特徴をきちんと利用するために
サンプルを作った。

そしてワトソン紙はスピーディーに仕上げるには向いていないと解る。
軽やかにさっと描くにはマットサンダース紙がよく、仕上がりも軽やかに。
モンバルキャンソン紙は青系の発色が鮮やかできっぱりと仕上がる。
ミューズケナフはにじみが広いので、ぼかしを特徴とする絵に向いている。

2004.12.6

風邪が治りかけてきた。
「ARTの雑学」を読ませてもらいながら、彼女の調査能力や営業能力に
舌をまいてしまう。それを手に入れるのは無理だなあ。
努力はしてみようと思うけれど。

普通の人が「絵を買う方法は?」「絵を買いたいけれど?」「絵を買うには?」と
考え悩むことに答えてくれている。
それを通して私なりに、「絵を売りたいけれど?」という疑問に対する答えを
つかみかけている気がする。

そして、絵を買う人の立場に立ってみて、いちばん気にかかるのが
「この絵にどれだけの価値があるのか、騙されはしないか」という部分だと思う。

騙されている例は、鑑定番組で1000万で購入した絵が
5万円あるいは5000円だった、という例。
騙されるひとの心理について分析するのはここではしないでおくけれども
こんな取引の影にはそういう業者がいるから。

ではそういう業者が存在しない場所で安心して気に入った作品を買いたいと
思ったら、一番いいのは作家本人から買うということだと思う。

そして私はお気軽にお問い合わせいただけるようなお値段にしているつもり。
なのだけれども、今のところ一つも売れていないのは、
選ぶほどの作品が出来ていないということじゃあないかと、思っている。
画風が安定していないようなところも理由かなあ。
なのでたくさんの作品を見ていただけるよう製作に励みたいと思います。

それにしても「売れていない」ことを理由に「通販法による表示」なるものを
勉強していないというのは怠慢だと思うので
一応オキテをまもっていくように予定しています。

飾りたい「絵画」の真作が、安心して手に入れられるルートに辿りついている
あなたはラッキーな方だと思います。


2004.12.3

売り絵を描くことについて、また絵を買う側の知識について、
自分はほんとうによくしらない。それを勉強するための本もないけど
ネットというのは便利で、結局おじゃらさんの情報収集の恩恵に
あずかろうと思う。
彼女のHPのなかの「ARTの雑学」をみて買う側の知識を、ぼつぼつ勉強しようと。
そして絵が売れる条件などは、お話のはしばしから。
彼女はとても論理的で実行力がある、というカリスマ性というものもあり。

確かに、売れる絵を描いて見てもらえるほうが、絵にとっても画家にとっても
いいに決まっている、という彼女の見方は正しい。

油絵をささっと描けるようになるとそれに一歩近づくはず。

2004.12.2

高熱も下がってか静かな寝息。やっと安息。風呂も食事もままならない。
当然絵どころでない。当分。

2004.12.1

  

 

去年の今頃はお腹がおおきく、作品をネットで公開するなど考えてもいなかった。
そう考えると、7月あたりから、よく頑張ったカナと思う。
けれども絵は売れていないなあ。もっと絵を増やそうと思います。
ギャラリーもさすがに、サムネールを作成中。
近日更新します。
わが子も私も風邪をひいてぼろぼろですが。


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