>>>2004     11 November  
         Atelier Hana
2004.11.29

その特選作品ともうひとつ、桐生照子さんの作品の絵葉書を買った。
桐生照子さんの作品はとても好きで、その自由なフォルムと色彩を
まねしたいと思うのだけれども、実際にキャンヴァスでそれをしたことはなくて。
ドローイングでもっと自由な線を練習していけばあのような画面に
なれるかなあと思う。
それでいて、一方で細かく塗り重ねて、対象そのものの一瞬の美しさを
出したいという欲求が描いているうちにでてきて、結局は写実的になっていってしまう。
彼女のは具象なんだけど、抽象画の思考なんだろうな、と。
こないだの中川一政の画集をみていても具象なんだけどその揺らぎに
魅力がある。

けど昨今はインテリアとの兼ね合いからみると、あまり揺らぎのないもののほうが
好まれるのかなあ。クールな画面が。

中川一政はすごいけれど、それは今の絵手紙に受け継がれていて
絵手紙って、いいけれどもどうしても田舎じみていてじじくさいというかんじがあり。
揺らぎのある画面でもマチスが描くとおしゃれなのにね。

昨日はクリスマスカードを描いてみた。
自分の持ち味は出せた気がするけど、商品にはならないような。
PCにUPしてハガキ用紙にプリントアウトしてみると
それなりになるかもしれない。

油絵をもっと描きたいけど小さい子供がいるとむずかしいなあ。
水彩ポストカードをコンスタントにUPしていけるようにしないと。。。



OIL_041123ZAKURONO_BUBUN_008.JPG - 19,317BYTES
「石榴の季節」部分。
描いてるうちに季節がすぎてしまった。

2004.11.25

それでも、特選の作品「運河を行く」は抜群な美しさだった。
これが特選に選ばれるというならば、出品してみようかなと思う。

800円も入場料がいるというのは、高い気がする。
一般の人がみて面白いとも美しいとも思わない作品を並べて見せようとするから
800円も入場料をとらなければ設営運営費用がまかなえないことになる。
ほんとうにいいものを選んで鑑賞してもらうということになれば
500円以下でも押すな押すなで人は来るだろうと思うけれど。
売る絵と売るのでない芸術は違うのだと彼らが言うかもしれないけれども
ちょっと、そういう次元の話とも違うような絵もあった。
選考が公平なのかどうか、疑わしい。まあそういう世界なのだろう。
だからそういう公募展に入って売れるようになる道は多分、ないと思う。
誰かの目に止まる、ちょっとポストカードを買ってみようという気になる
そういう場にもぐりこむという考えであれば出品する意味もあるかもしれない。


2004.11.25
新作をUP。しかし手直しすべき部分がUPしたあとに見えてくるというのは
格好がつかないけれど、そういうものかなあ。
まあそうでもしないと客観的になれなかったり。

22日、日展に行ってきた。
混雑していた、例によって3人入るか1人で入るか、財布を出すか、
もたもたとしていたところに奥様から声がかかり、招待券を下さるという。
悪いですとかいいながらきっちりGET。
入場には800円、招待券は一人分、結局ひとりで入ることに決まる。
夫とわが子はカフェテラスに置いてひとりで急ピッチで見て廻る。
日本画と洋画だけを見ることにした。
新人の入選、など評価に期待しすぎていただけに、内容に失望。
なんというのだろう。苦し紛れというか。美大予備校の教科書のサンプルのような。
精神の貧困というか。凝り固まっているというか。
日本画の大作はそういうものが多かった。
洋画は日本画よりは「まし」だったけれども、やはり表現が凝り固まっている。
美術って本来は精神を豊かにするものではないかと思うけれど、
足が疲れて心が枯れた気がした。
唯一、洋画の「上座」の部屋には古い先生方の大きすぎない作品が並んでいて
やっと美術に囲まれている豊かさを味わえた。なにか、精神がちがう。

美術は前にもまして、瀕死だと思った。


2004.11.19

そうして20・21・22・23と世間の連休が始まるのでどこかへ行こうという計画、
せっかくの東京なので、そして、現在私の目指す方向に
少しでも役に立つことをすべきだという考えにまとまってくる。
というとやはり展覧会。
今年の日展の審査員評をみると、マンネリは落選、新顔が多数入選と。
やっと日展にも風がふきはじめたのかな。こういうことなら
来年の出品に向けて頑張ろうと思える。来年は必ず出品しよう。
その顔ぶれも見てみたい。

2004.11.19

昨日は油絵がはかどった。バラの花は「ぼて」感が必要なのだと、
一般には言われていて事実そういう絵が多いのですが、そして
そういう絵でああ、素晴らしいと心から思える絵というのは実はなかなか
なかったりする。それはバラなのだけれどもバラという概念だったりする。

私はバラを「ぼて」と描いてみたが、どうもうまくいかない、めざすところから
どんどん離れていく気がする。そして、散歩に出て、あああれがバラだと
ほんとうのバラを愛でる。
なんと軽やかで儚げでしっとりとしているんだろう。
「それ」を描こうと思って画面に向うと不思議と筆がすすんだ。

・・・そう、先日は中居木工さんにお便りをしてその返事があった。
社長は絵を見るのがお好きということ。励ましの言葉をいただいて
おもいがけずリンクまでしていただく。

中居木工さん、本当にありがとうございます。

会社のお部屋に絵を飾っていただいたくらい、
これはすごいことだと思っています。


POS_041111ROSE_002.JPG - 70,033BYTES

2004.11.13

そうして三鷹の古本屋に出かける。画集を買うために。
やっとみつけた書店はものすごく小さく、思っていた雰囲気とはかなり違う。
意を決して入ってみるとなんとか画集があり。
電話帳の広告の大きさと実際はちがう。
中川一政の画文集と貝の写真集とあと2冊ほど買う。

それにしてもベビーカーで外出する、電車に乗るというのは
ものすごく忍耐力がいることだと思う。困難があってもとりあえず
前に進まなければ。



2004.11.13

ターシャ・テューダーの「思うとおりに歩めばいいのよ」を手にとってみる。
決して儲けた画家というわけではないし、かといって生活できるだけの
絵を描かなかったわけでもない人。
「価値のある良いものは時間も手間もかかる」という言葉に励まされる。
というのも、私の油絵は時間がかかっているものが多くて。
ほんとうは売れるためにもっとたくさん描くべきなんだと思って焦る一方、
そうやって急いでみたものは、私の場合、味わいに欠けていて
自分でも気に入らなくて、自分で気に入らないのに人に勧めるのもできないし。
だから今までのように焦らずに取り組んで、自然に上達して
製作のスピードが上がればいいと思う。
それにしても油絵ギャラリーは2003年で止まったままなので
そろそろ油絵新作をUPしなければ。


2004.11.11
油絵を描いている。3年くらい前にベニヤに描いたざくろの絵。
ざくろの絵って子宝に効くとかいうから、
この絵を描いたあとに赤ちゃんができたということは、きいたのかなあ。
それにしても構図も配色もいまいちだったので、
それの手直しをしていたところ。
子供の寝てる間にざざっと描く。臭いがこもるので
アトリエの換気扇は作業後夕食ぐらいまで回しっぱなし。

私の絵はどうも小さく縮こまってしまう傾向があるので
スペースいっぱいにのびのび描けるひとがうらやましい。
これも訓練でなんとかなるかなあ。意識することかもしれない。

うつ病の人にやさしいポストカードを1枚描く。
練習になって人のためにもなるというのはすごくいいことだと思う。

2004.11.6
昨夜新たにポストカードを2枚描く。
聖母子と、バラ。ワトソン紙にバラを描くのは実は難しい。
ぼてぼて感が出ないから。

2004.11.5
9ヶ月のわが子はだんだん目が離せない上に睡眠時間も長くなくなり、
仕事のできる時間が次第に減ってくる。無視して絵を描くというのも
頭で考えるより難しい。だってかわいそうなんだもの。
結局、家事が手抜きになるのをどこまで許せるかということになる。
家事を完璧にやり終えることなど一生無理。
ならばもう少し、もう少し、と引き伸ばしてしかも完璧にできないなら
絵を描くほうがいい。
家事より絵を優先させるようにしなければ。
で、今日はやっぱりポストカードに描く。
それにしても私はいつもサインや絵が額のほとりで切れてしまうような
描きかたをしてしまうなあ。。。



POS_041101SEIBOSI002.JPG - 106,160BYTES

聖母子像

2004.11.1

  

 

苦手な季節がきたけれどチョコレートを食べて元気をだす。
聖母子像のポストカードを描いている。まだ3枚だけ。
たくさん買い込んだ高級水彩画紙のポストカードを集中的に使っていこうと思う。
このアイデアは偶然に産まれた。
そして、油絵の飾り方についてのページをつくる。
油絵を飾るように出来ていない家屋が多い。マンションならなおさら。
むしろ、和室のほうがかえって飾れる方法がたくさん残されている。
あと、狭い空間に大きな絵を入れて生活することの可能性。
研究は面白いかもしれない。



BACK            INDEX          NEXT                           HOME


Atelier/Art Works/Oil Painting/Art Gallery/Japan