>2007   February 画家日誌 油絵ギャラリー  
    Atelier Hana

 
 

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2007.2.28  
  気づくと2月末。
やっと細切れの時間をつかって子供のエプロンを縫い上げた。
ッツ・キュート!
バイアステープなんか作らないでジグザグミシンを使えばよかったものを。
けど生地がクレープのように薄くて(厚いと乾かない&夏場に暑い)シッカリしないから、
まあこれでよかったかな。
あまり細かい部分を見ないでお願いというかんじ。
派手だといわれそうとも考えたけど園が古くて暗くなりがちなので
食事を楽しく明るく、先生にも明るい気持ちになって欲しいという思いも込めて。

今日、昼寝から起きてから、子供は急にしゃべりが3段階くらいUP。
寝ている間に脳ではすごいことが起こっているのだ。

アトリエを「掘り起こす」作業をするには、ちと寒い日が続いている。
久しぶりに本屋で自分の本を買えた。インテリア本。
本屋のレイアウトが変わって、
児童書の区画に料理やインテリアの本が引っ越してきたので、
子供を遊ばせているあいだに自分の本を物色できるということで、
もっと早くこうしてほしかったよ!まったく!というかんじ。
私はこの店に要望書を書く一歩手前まで憤慨していたのである。
2007.2.20  
  冷たい雨が降り手足が冷える。冷蔵庫には肉が300グラムあるだけ。
子供をつれて15分この雨の中を買い物に行くという気力はない。
家から出ず、乾物と冷凍物とイモで夕食を作ることにする。
外に遊びに連れて行かないなら家で手を動かすことに。
幼稚園のエプロンの肩縫い、バイアステープを繋ぎアイロンかけ。
自動ミシンを子供がさわって、突然動き出し私は押さえで指をイヤというほど挟む。
はー。。。もうタイヘン
外に出られないからストレスで子供がおもちゃを大散らかし。
はー。。。。
2007.2.19  
  幼稚園に用事で出向いたあと、津田塾大学あたりまで自転車で行こうと思い立つ。
暖かかったし(行き当たりばったり)
子供を乗せて玉川上水までたどりついたら
そうだ鷹の台駅まで行ってみよう、なんのことはない3分ほどで到着。
それじゃもっと走ろうか、武蔵野美大まで。
玉川上水の南側の道路を行くがナンダカ行き過ぎたような。
やっと北側に渡る場所を見つけて、ぐるり青梅街道まで遠回り
美大通りをみつけてこれを南下するとやっとキャンパスの北側にたどり着く。
それにしてもものすごい建物を新築したもんだなあ。(だけど嫌いなタイプの建物)
憧れの大学が目の前にあるのに舗道から見上げるだけ。
そしてアトリエ棟なるものが道路沿いに建築中。どうやら今は入試期間らしい。
近くの公園にこれも近くの名門幼稚園(と思うが)の子供や母親が集まっていたので
そこに混じって子供を遊ばせていると
美大のほうからゾロゾロと学生らしき集団が駅に向かっている。
在校生というかんじではなかったので多分受験組だろう、
20号キャンバスくらいの平面を布の肩掛けバッグに入れていたり
ホームセンターで売ってるような透明道具箱に絵具を入れて持ち歩いてたり。
今度マネしよう。

あの人たちは、それでも美大を目指そうというだけ、勇気があるなと感心する。
貧乏に慣れているか貧乏の恐ろしさを知らないかどっちかだナ。
それでも武蔵野美大に入れたら、やっぱり錦の御旗かなあ?
武蔵野美大までドアTOドアで35分くらい。と分かった。

誰も玉川上水でスケッチしたりはしていない。美大の近くでも。
どこでも、スケッチしている人を見たことない。
(最近はどこであれ、近所で風景画を描く小学生も見たことない。)

けれども、美大行くより自分の部屋を物置き場から開放して
アトリエを復活するほうが余程エカキとして正しいだろう。

ターシャ・テューダーの番組をみて「完璧を目指さない、描きたい精神」を知り
武満徹の番組をみて最初の頃自分をとらえた「啓示」を思い出すことの重要性を
再確認した。

両者とも、美大なり音大なりの専門教育を一切受けていない。

 

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ともかく初心にかえって頑張るということかなあ。
いっしょうけんめい、がんばる。

 

 

2007.2.18

 

  エプロンを作ってくださいというけどパターンもお示しくださらない。
園までパターンを写しにきてくださいといわれても。遠いし。
エプロンの形は頭に叩き込んできた。

金曜の晩に包装紙に子供の今の服を置いてひとまわり大きいサイズで
エプロンのパターンを描く。30分。
すその広がりを出すために型を切開いて前後に分け、生地の上にとピンで止める。
日曜日の昼に子供が寝ている間に裁断。
夕食の前に残りの布でバイアステープ3メートル分をアイロンでのす。

今後の予定
@肩を縫う
Aいったん着せてみて襟ぐりを調整、襟が狭いなら1センチ程度切り取る。
Bバイアステープを作る(切って、繋いで、アイロンで真ん中と折り目にしるしをつけ)
Cバイアステープを仮止め、
Dバイアステープのミシンがけ(裏にとりつけ、表から最後にミシンがけ。)
E背中にボタン代わりにゴムをとりつける。名前を入れる。

袋類
@裁断A底と脇を縫うB紐とおしの内側を縫うC紐を通す。
粘土袋はAのあとビニールと本体を縫い合わせる。

絵本袋は既製品のトミカの絵がいい!と子供が言うのでそれを買ってしまった。
園にダメ出しされるんではないかと後悔しつつある。
もしかしたらそれも作ることになるのか〜?
ダメ出しされたら通園はじめてから作ろうかなあ。。。
エプロンも子供が選んだカワイイ水玉模様にしたけど
もっとしわになりにくい生地がよかったと思うんだけどなあ。。。

2007.2.14

絵画のお求めはARTSHOP HANA 

  全国に春一番が吹き荒れ
東京もとうとう雪を見ずに春一番を迎えるということ。
今日は子供の幼稚園用品を受け取りに。
そして弁当袋からエプロンまでたくさんのものを作らねばならないということがわかった。
入学式は4月10日。できないこともない、まず段取り。
あと大量の名前入れもある。印刷とかシールとか売ってるけど
はっきりいってそっちのほうがタイヘンかもしれないのでちょこちょこ、直接書くことに。
母としての鍛錬がモレナクついてくるらしい。
絵よりも今は子供のことにかなりウェートが置かれている。
余計なことはできない、子供が静かにしている間は休息をとらなければ夜までもたない。


 

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