>200611 November 画家日誌 油絵ギャラリー  
    Atelier Hana

 

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2006.11.21  
  どこの店もすでにクリスマス一色。BGMまで。
うちも早めに帰省予定となったので親子で過ごすクリスマスを
早めに長く、とクリスマスのライトやらリースやら出し、
ウェディングキャンドルまで。
結婚記念日を忘れてしまうのだけど、クリスマスと合体させると
忘れない上に手間が省けてしかもゴージャス倍増ということで
これからも恒例とするつもり。
ちなみにボーヤの誕生日はお正月と合体しつつある。
HP画像もそろそろクリスマスに変えよう。
2006.11.20  
結局、額縁職人のジャンルがあるくらいだから
そちらに任せるしかない。
彼らには多分、軽くて丈夫な額縁をつくる、という視点はないんだろうなあ。
木工屋さんに一度依頼してみようかと思うけど。
材料と重さと予算を指定して。

額縁というものに、こうして見切りをつける(早。)

風邪が長引いて何をするのもモウロウ。
最近、原因不明の体の痛みや喉の渇きがあって壊れそうだと思っていて
何かが足りないんだ・・・そうだ、音楽を聴いてないと思い、
音楽を聴き始めたら身体が治った。・・・ウソようなホントの話。

アトリエがまたもや物置と化してきた。
灯りをつけねば。
またまた優先順位があべこべになりつつある・・・・。
2006.11.16
ホームセンターへ行って額縁材料を買う。
ホオの木の工作材と紙粘土と、粘土のフレームをとめるヒートン。
子供が昼寝中、さっそく板を切ったら予定と食い違う。
はあ。設計図を清書する手間を抜いたらこうなる。
短かったのはサムホールの側面。F3の底面と天井に使用することに。
捨てることにならなかった分、セーフ。また同じのを買ってくるかなあ。
端材で紙粘土を取り付ける試作でもするか。
家事もDIYも計画の手間を省くとコケル。
この行き当たりばったりの性分、努力で治すしかないか〜。
 

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シャビーシック・ホワイト額の、横顔。
紙粘土の素材感は、適度にツヤがなくて悪くないです。
ガラスも入ってないし、落ちても軽いので重みで壊れる心配はないです。
しかしこのままだと作りが甘くて壊れるというのはあり。

2006.11.15  
  絵の世界はタイヘンだ。といわれている。
どんなに大変か分かるほど立ち入ってないけど
とにかく公募展に普通に応募してチャンスを待つというような
そんなものではないかんじはする。
何か得体の知れない力関係があって、その力を借りないと
陽の目をみられないようなウワサはある。
コネがないと就職できないという、いつか来た時代のようだ。

・・・というようなことを考えるほど、絵などやっても仕方ない
したがって別のことを仕事に、という考えになっていく、
するとそれは私的には、暗い時代への逆戻り。
逆戻りはしない、しない。

日展は確かにレベルが高い。けれども、何か時代の流れから
大きく逸れてしまっている世界のような気もする。
感性があまりにも古い。わりと古い感性の私がそう思うのだから。

かたや、ネットで登録して委託販売してくれる業者もある。
インテリアやイラスト系の絵を描く人を見かける。

自分の立場は微妙なところ。どっちにしても
プロばりばり、というレベルではないよなー。
レベルや立場は、まああとから付いてくるもので
気にしすぎないこっちゃ。
これが現代のノリ。

高い技術と精神にあふれた作品に触れることができたのは、幸運。
10年前は、上野でこんなに絵を見るとは夢にも思ってなかった。
 
2006.11.12

 

 

日展を見に行く。子供は家でお父さんとお留守番。

上野での展示は今年まで。来年からは六本木。
できれば絨毯敷が。硬い床を歩いて見るのは疲れる。
今日も皮のぺた靴で行く。

特選の写実の乙女像。花びら、白いヴェール、赤い絨毯。
特選のなかでもひときわ目を引く。
私はむしろこの背景のうっすらとした木の影がゆらぐ様子にあ、っと思う。
私も壁におちかかる木の影を描くけれども
ナルホドこのような描き方があったのか。
ともすれば動きにかける題材にある空気の流れを作り出していて
今までにないものだと思った。人物の肌も美しく描けていて
ルーベンスに届くかと思われるものだった。
特選にはトルソをあしらった写実静物画もよかった。
ハガキを買った。
今回嬉しかったのは岡山の牛窓を描いた絵が2点もあったこと。
一人はサカデトクジ氏。オリーブを手前にした風景。
もうひとりは広島の人。無数の点描風のタッチでオリーブ園を。
いずれのオリーブも手法も味わいも異なるもので、
私はもっと別の方法で描けるナと思う。
坂手氏の絵をじかにみることができたのは感動だった。
セザンヌの直系といえる人だと思う。
恩師の画風と似ているところも親しみが湧いた。

ヤスマスチエコ氏の今回の作品は特に美しく
たくさんのヨットが楽しげに描かれていた。これは写真を買った。
いつもながらうっとりとする色彩。
「絵」の魅力というものを存分に楽しめて、素直にイイナアと思う。

日展HP ギャラリーは前回37回のものだけでした。
多分38回のものは東京終了後にUPされるんだと思います。

2006.11.5

 

金曜日あたりから、休日に備えて作り置きの食事をこしらえる、
最近はそういう習慣にしている。
まとめて作ると後が楽、な、はずだけど体力は使う。
外食は一切しないということにせざるをえない事情があり。
家事というのは見ようによってはクリエイティブだけど。
カリスマ主婦という人たちはそういう分野であろうと思う。
筑前煮やトンカツで参入できる気はしない。
作り置きしていてなおかつ弁当にもできる、そういうのを
もう少し増やせるといいかな。

 

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シャビーシックな。
でもワイヤーが。。。
ある意味、シュール。

2006.11.2 

 

  乾燥した紙粘土フレームは予想どおり角が外れて
ボンドでも付かないので、串で止めて予備の粘土で補強。
4号の絵の周りに取りつけた巻紙を潰して板状にして
その上から四方の側面を4センチ幅くらいの白い厚紙をめぐらせて
箱状に仕上げ、そこにフレームを取り付けるのだけど

どうやって取り付けるか計画してなくてそこで考えあぐねて
挙句の果てには結局、上部はワイヤ、下部は糸をまいて固定。
ほとんど一夜限りのテント芝居のセット状態。

遠目はシャビーシックなホワイトの額縁の出来上がり。

試作品だから仕方ない。重要なのは重さ。350gぴったり!
目標達成。
しかしここまでなら下手なDIYの世界。
完成度を高めるために技術と素材を高める必要が。
続きはまた思い立ったときにやろう。素材は研究中。
子供があれやこれやと手出しする。もー、ヤメテ、ちょっとおー!・・・
 

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秋・あ・き 

2006.11.1

絵画のお求めはARTSHOP HANA 

  幼稚園の面接終了。ホッと一息。
しかし、私立幼稚園の面接というものをぜんぜんわかっていなかった私。
公立の入園説明会くらいにしか考えていなかった。
子供は黒いTシャツに半ズボン、私は半そでブラウスに普通のズボン。
紺ブレザーに白ハイネックなんて子も何人か。(暑い日だったが)

私の考えでは外見よりも子供の発達や特質について
詳しく情報を示すということを最優先にしていたので、
それ以外のことは何も考えていなかったわけで。

結果は合格だったし、園の関係者にもよく覚えてもらえたので
入園後の成長が楽しみ。

昨日は急に思い立って「額縁の飾り部分」を「かるーん」という
最近出たらしい紙粘土(樹脂粘土?)で作ってみる。
子供も参加して丸めた粘土をバターナイフで切ってみたり。
硬紙を芯にしてみたが角に何も入れなかったので
あとでバラける可能性大。乾燥中。

3号の作品の周囲を紙で額縁状につくって針金をつけて
重さをはかると250g。
トータルで350gを目標に自家製額縁を作る試みを始めている。
素材の研究中。アクリル。樹脂粘土。いろいろあるらしい。
木材も必要。DIYのページが利用しやすいかんじ。
ホームセンターにも行ってみるかなあ。
廃材という手も考えたけど、質が保障できないのと加工の労が。
それに商品とするならばやはり新品素材が基本。
選択肢として廃材製をご用意するなら、ありかな。

武蔵野美大に行ったことで得たものとは
とにかく作ってみたい!という意欲の原動力みたいなものかもしれない。
彼らは毎日作っているのだ、アイデアと素材に囲まれている。

わが子も毎日、朝起きたらすぐブロックで何かを作り
ひっきりなしに作って作って作り続けている。

何かと状況を優先して意欲をセーブしてしまう自分がツマラン。

 

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