>200610 October 画家日誌 油絵ギャラリー  
    Atelier Hana

 
 

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2006.10.30

 

  武蔵野美大で学祭をしているというので子供をつれて見に行った。
行きのバスは殺人的混雑、終着点に近づく。
憧れの武蔵野美大だわ!
フリマやら模擬店で見かける人々、芸大風の人々!
キャンパスの少し寂れた建物で油絵の展示が行われていた。

作品はいろんなアイデアがあってそれなりに画力もあって
表現というものができているな、と思った。
それぞれに独自の世界を特徴的に現していけているなと。
そしてだいたい、一様に共通しているのは
「極めて病んでいる」かんじであった。
流行らしい。

病んでいるかんじの絵を描こうと思っても描けない。
けれどもそんな絵をあえて描くことで
人をぎょっとさせながらひきつけるというコト自体はアリ、の世界。
それを優れた演出といえるワケナノダロウ。
そういう流行らしい。
一瞬、行きのバスの中で芸大で短期でも良いから学ぶことを
考えてみたけれど、帰りのバスの中ではその考えは消えていた。

自分の絵を描くべきだ。。。。

でも絵以外のもの・・・例えば展示方法、額縁、キャンバスの側面、
そういったものは一人では考え付かなかったものがたくさんあり、
収穫だった。そういう「技」的な部分は芸大で学ぶ価値ありかな。
アタマのやわらかさという面では、しかし、なかなか。
ただ、なんだか疲れた。自分を見失いそうになる不安・・・。
芸大に行かなかった理由は、そういうのもあった。

子供は疲れてバスを降りて帰りの自転車で船をこぐ。
あちこち揺れるのでフラフラしながら帰り着き、
ぐったりと重たい体を抱いて帰宅した。
重くなったものだナア。

2006.10.28  
  O会という高校の同窓会総会。同級生の消息がきけると
多少期待して出かけると同級生は私以外ゼロ。
いえ、そんなことではめげない。
今日はそれ以外の各界の方々との親交が目的。
用意してきたポストカードをそれとなく渡す場面も1度はあったものの
途方にくれて椅子に座り込んでしまう。
しかしちょうどお隣のかなりの先輩の女性お二人。
聞けば35年も年差の方々。
お話も盛り上がり、名刺も交換できてさらには
次々と引き合わせてくださってポストカードは弾切れ状態。
懇親パーティーなるものの渦中に入ったのは初めてのわたし。
ウヴすぎるアクションであったものの
自分としては上出来でした。

即何かのチャンスになるようなことはないにしても
暖かく見守ってくださる方が1人でも増えたというのは
いいことだと思う。ほんとうに感謝。

そしてなにより、会で配布された記念品の「学校風景」ポストカード、
美術部時代の先輩による風景画だった!
どうされているのか、どんな作品があるのか、と思っていたところ。
水彩画のそれらを眺め、私もガンバラナケレバ、と思う。
2006.10.21  
  長い雨があれば、明けて今度は夏日が続いた1W。
家事がはかどるかと思えば毎日「お外行こう」の催促。
頭の中ごちゃごちゃのまま弁当ともいえぬものを作って
昼前から出かけて2時3時に帰る毎日。
楽しいというよりとにかく大変。
先週からぜいぜいとおかしかった喉が悪くなり
喘息の発作のようになって土曜日とうとうダウン。

肺炎なのか?熱がないから喘息なのか。医者に行く予定はない。
イライラと「あれもこれもしなくちゃ」と考えて頭がいっぱいになると
とたんに喘息がはじまる、ということは
神経性のものなのだろうと。(そんなものがあるのかわからない)
心身症の一種かもなあ。
リラックスして、なんにもない雲の上で伸びをするのを想像すると
喉のイガイガがすうっと引いていくかんじがするのでそうなのかも。
今は無理をしてはいけないのだろうな。
アタマの中を自由にしてやるのも、絵の肥やしには必要なんだった。
 

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2006.10.6

 

  幼稚園の決め手は?
バス・給食・距離・延長保育。
園の雰囲気・設備の充実度・園の関係者の雰囲気など。

ここまでに3つまで絞込み。
遠いと車がない場合、実質的に延長保育は利用不可。
アトピーだと給食は避けて弁当にするほうが安心。
歩いて通えるとしてもルートが通勤途中の渋滞で
排気ガスだらけだと問題。
母達が身なりにぴりぴりするようなところも×。

園長の話が長いとかいうところはたしかにある。
なかには園の真上を送電線が通っているというところもあった。
あと、自分の感覚で、園のある土地の雰囲気というものも。
妙に暗くてじめっとした土地だったり、
明るいけどなにかざわざわぴりぴりと
落ち着かない気分になるような土地。
そういうところもあった。

結局、園の関係者や園のある土地が「かんじよい」ところに決まりつつある。
4日弁当・送迎あり、自転車以外の交通はバス・電車。
延長保育OKで外国人英語教師とサッカーコーチもある。
園のもめごとは親同士・親と園から、などという情報もある。
「かんじいいな」と思った園ならその点安心だし、
子供も親の気分を気にする面もあるから
これがよいのだろうと思う。
ケド・・・迷う。

2006.10.6

絵画のお求めはARTSHOP HANA 

  遠いがBUSの幼稚園は願書のためにならばなくてはならなくなった。
母はだんだん近くの、土曜日もある幼稚園に気持ちが傾く。
子供はどうやらもっともっと体を動かしたいらしい。
もちろん、土曜日も日曜日も。
しかし近くの幼稚園は雨の日に自転車送迎+弁当だよ。
雨の日じゃなくてもポイントまで送迎。・・・続くだろうか。

秋雨がひどく長く続いていて外出できないと、遊び足りなくて
夜なかなか寝付かなくてひどく困る。
寝付けないとアトピーにもよくない。(かきむしるので)
今日は昼寝なしで、ざざ降りのなかを買い物に連れ出したりして
夜の早寝に成功。これからはこの方法でいく。
やっとHPに向かう時間にありつける。
アトピー、そのための食事作り、外遊び、乾かない洗濯物、
すぐに汚れてしまう子供の靴、幼稚園の下見・・・
積み上げても積み上げても侵食されていく渚の砂山のような日々。

しかし考えてみれば1歳の頃よりは自身の状態はよくなった気もする。
入院しそうな気配もない。無理はしないこと、と言い聞かせる。
オムツが外れて夫に預ける事ができるようになったのもある。
ただ、引っ張りまわされることが多くなって
その分、絵は描きにくくなった。
最近、新聞に俵万智さんの子育てと仕事エッセイが出ていた。
彼女の子供とうちの子は同じくらい。
いい同期を見つけた気がした。もっとも彼女はシングルだけど。

ほかに新聞で、警察官退官後に絵で生計をたてている人の記事も。
中学校しか出ていない、巡査をしてる間も独学、絵を描き続け
字も書き写しで上達、今は田園風景を沢山描いている。
美大を出ても描かなかったり描けなくなったりというのはある。
「描きたい」という思い。それが全てだ。そのひとは言う。
この記事をスクラップするために切り取っている。


 

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