>20068 August 画家日誌 油絵ギャラリー  
    Atelier Hana

 残暑お見舞い申し上げます。
新作のバラ、製作途中です。

 

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2006.8.28  
  先日はテレビで「いわさきちひろ」の技法、というのをしていた。
技法そのものは新しいものはないものの、その素地に
書道があったというのは知らなかった。
私もそんなものを身につけているべきだったなあ!
いまからでも遅くない。書を見書きすることにしよう。
佐伯祐三の輪郭も筆と墨のあれだったなあ。
勢いとか呼吸とかリズムとかある。
そういえば亡くなった先生も字を独習されていた。
鉛筆で描き進めるのが難儀なときでも墨ならさらさらと
描けるんではないかと思いつく。

スケッチするためのクリップボードを用意して外出。
しかし10秒も対象を見ていられない。

2歳児連れてでは、スケッチなんてできないと思い知る。

「赤く儚く去る夏惜しみ、もみじ葉芙蓉にせみしぐれ」
2006.8.23  
  お盆で帰省し慌しくしているうちに8月もあと1Wとなった。
白石島という瀬戸内の島に海水浴に行った。
島の海は美しく、絵心をそそられるものだったが
画帳などは持っていかず脳裏に焼き付けるにとどまる。
不慣れな場所で子供から片時も目を離せないから。
たとえ自分以外の大人が同行していてもその人任せにはできない。
大人の人数が増えるほど
かえって「大丈夫だ」という根拠のない油断ができるから。
事故なく過ごせたということが何よりだと思う。

荷解きをしてやっと日常の軌道に戻る。
雑誌の講読をはじめた。
子育ての時間配分などいろいろと勉強する必要があったから。
育児の本も読まねばならず、
一日中、外で遊びたがる子供についていなければならず、
明日は子供の歯科検診、次は自分の健康検査、
9月になれば幼稚園関連開始と、スケジュールが押し寄せてくる。
子供の食事の量も増えてきて、保存食作りの時間も必要だし
躾に粘り強く付き合う必要もあるし、買出しの回数も増えたし、
時間と体力の問題は夫との連携が課題。

2006.8.3  
  体調・気分もすぐれて家事もはかどる。
結局、日照が不足していることが私には一番よくないとわかる。
奥まった陽のあたらないオフィスや作業場で日がな一日過ごすというのは
多分薬を飲みながらでないとありえない。
日の光があるというのはなんと素晴らしいことだろう。
そういうわけで忙しいのに油絵に手をつけてみる気になった。
またもや凡庸なバラの画だけども忘れいていた味を加えるなどで
新たな方向も見えた。
 

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2006.8.01

絵画のお求めはARTSHOP HANA 

  子育て掲示板などで調べもの。
魔の2歳児、恐怖の3歳児などということも言われているらしい。
相談事の内容を見る限り、わが子は相当おとなしいほうだとわかってくる。
とはいえ体力ありあまって運動が足りないのかと思い
アスレチックな公園などに出かる。

振り返れば、ここのところ、赤ちゃんに対するように優しい態度がなくなって
早く、コラ、もう、どーして、と怒った顔ばかりしてたような。

思い切って優しくだっこしたり、じっとしゃべっていることに耳を傾けたり
そうするとアラ不思議、子供から「安心オーラ」が。
そしてとてもいい子度UP。

とはいえ絵を描く気にならない状態。
部屋が散らかってても洗濯物が溜まっても絵を描けるとすればそれも才能か。
うーむ。体力と時間の配分が課題。
それでも育児疲れで倒れるようなことがなくなったぶんだけ
まだましかもしれない。。。あるいは育児と絵を描くので過労だったのか?

 
 

 

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