>20067 July 画家日誌 油絵ギャラリー  
    Atelier Hana

 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2006.7.23 

 

  テレビでアーチスト束芋さんというのをみる。
つげ義春風、気持ち悪い絵がやっぱりウケル主流かなあ。
貧乏しながら芸大にいたというのでそれはエライなあと思い、
貧乏だから真剣に「売れる」「ウケル」を考える、彼女の語りは
イベントプロデュースとかデザインプロデュースとか
そういう人の思考だなあと思う。企業で成功する人はだいたいこういう人。

やった結果が褒められて嬉しく、それが推進力とか。
上手いといえば上手いひとはいくらでもいるので
結局そういう勝負以外で一番になるには
広く浅いという特性を生かすのだという考えとかなるほどーと思い
(広く浅いというのは私も共通)

それでも彼女の歩みを聞いていると成績最悪とかそういうのでも
自分として受け入れられてきた人の「安定感」みたいなものを感じる。
人間が伸びていくのはそういうのが大事なのかなあ。

描きかけのままいつまでも白いキャンヴァスを見ていると憂鬱だし
子供が早く大きくなってほしいと思ったりしていると
ふと目の前の子供の「どーしたの?」という心配な目線に出会ったりする。

今はこれでいいのだ。このブランクを「神様からのさずかりもの」と
考えるのがいいかも。。



2006.7.3

絵画のお求めはARTSHOP HANA 

  6/30ものすごく暑い日だったが梅雨なかやすみなので
頑張って子連れで電車を乗り継ぎ神田神保町に図録を買いに出かける。
ぐずる子供をなだめつつ急いで本屋に駆け込み猛スピードで物色。
6冊くらいの図録を求め、配送を頼んで逃げるように外に出た。

ピカソ、デ・キリコ、ルーベンス、ルノワール、セザンヌ、福田平八郎。
コレハ一生、重宝すると思う。
17歳のときお小遣いを分割払いして古本屋で買った荻須高徳の図録は
今でも見るたびに新しい発見がある。
絵には流行もあるけれど、
なかでもセザンヌはだけは何度見ても飽くことがない。

子供が少し手から離れるようになるまでは、図録をを見るくらいが精一杯。
子供はたくさんの地下鉄やいろんな様子の大人を見るのが楽しいようだった。
 

 

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