>20066 June 画家日誌 油絵ギャラリー  
    Atelier Hana

   
   
2006.6.29  
新しくユカタを買ってみたりした。よく考えてみると
おしゃれ盛りの、若さを楽しめるラストの世代になっているのに
通常よりも外見にかけるお金が異常に少ない。
美容院は年に3回以下、美容院から嫌われている気もする。
ユカタは気持ちはしゃきっとしていいけど梅雨時はやっぱり暑い。
週末、子供の頭を手動バリカンで散髪。一部虎刈り。
絵はほとんど描けぬまま6月は終わっていく。
 

kabe_04053101_009.JPG

2006.6.23  
  夫の実家から届いたイチヂクをスケッチしたり。
スーパーの魚屋で売ってたドジョウをちょっとだけ鍋に飼ったら
食べるつもりが、道すがら買ってしまったホテイアオイを浮かべて
長期で飼うことになってしまった。
子供は「さかな。さかな。」と喜ぶ。

ホテイアオイの浮かぶ鍋をスケッチした。
ドジョウは喜んでいるが、亡くなるものやら飛び出すものもある。
ここ2日くらいは落ち着いている。

ミロ・ピカソ・ダリとその時代、という画集を買ったら
いずれの絵も少なく、その時代の他の作家の絵が多かった。
ネットで買うときはピカソ展など限定したものにしようと思った。

子供の自我が元気に発達してあっちへ押されこっちへ引かれと
毎日が消耗戦。彼が幼稚園に上がるまでこの調子だろう。。。

2006.6.19  
  憂鬱が続く。描けないから憂鬱になり、憂鬱だからガンバレないという悪循環。
異常に日照時間が少ないことも気分的によくない。
アトリエに、何もしなくても明かりを灯すこと。
思い切って家中に明かりを灯すこと。
2006.6.7  
  アートショップのサイトを更新しました。前よりよみやすくシンプルに。
ああ、でも商売は苦手。

梅雨にはいるらしい。
箪笥からユカタをひっぱりだして、中古の帯で本を見ながら着付け。
なかなかよい。
最近NHKで「純情きらり」をしてて、着物姿に恋をして。
戦争の足音のなか芸術をあきらめない人々をしていて、気になってみている。
 
学校教育から美術や音楽が姿を消しそうになっているし
教師は起立して国家を歌わなければ懲罰を受けるのだ。
児童擁護施設は虐待や放棄されたこどもたちで野戦病院のようになっているという。

絵なんか描いていていいのか?
でもこんな絵でも、絵を描くぐらいしかできないし。
 
 
 

ph_2005_0425rose_bubun.jpg

 

 

2006.6.02

 

  それにしても、いーかげんな文章を書くのが癖になると、
だんだんと自分の文章力が落ちていることがわかってくるので
やっぱり、それなりにしっかりとした文章を書かねばならないだろうと思う。
仮に小学生が読んでいたとすると
間違った表現のオンパレードはよろしくない。
ということに気がついたので、心を新たにしよう。
瞬時に活字になるという状況はは推敲するということなしに
そのままダラーっとUPしてしまう傾向にあり、
やはりノートに向かって書いたり消したりすべきかな。。。
2006.6.01

絵画のお求めはARTSHOP HANA 

  日誌にUPする画像をさがしていたらピンク色のバラがあった。
「泉のアポロー」を描く途中の絵。
もはや写真でしか実在しない絵。
そう考えると絵を失うというのは耐えがたいことだと思ったりする。
丹念に描きこんでしまう前の段階の絵に惹きつけられてしまう。
もしかしたらここで止まってしまうべきだったのだろうか。
などと考えてしまう。
でも出品する作品というのは下地が見えていたり未完成であったりしてはいけないし。

そう、再び手に入れるしかない、そのためには描くということ。
手放して描くことだろう。
完成して突き放し、無から構築する、なんて思うとシンドイので
ああ、また新しいキャンバスがあるという幸運をありがたく思って
描けばいいのだろうナ。
気温が高いので油絵はよく乾いてはかどる。
下塗り1枚、失敗作塗りつぶし一枚、乾燥中。

 

 

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