>200511 November 
    Atelier Hana

   
   
 

 oil_20051115xmas01.jpg

2005.11.13   
  F3号・SMを4枚下書き。思いつくイメージをおおまかに書き込むだけ。
約5分。ごそごそ、あ、子供が起きてくる・・・の気配を感じながら大急ぎ、
最後の1枚の途中で寝起きのぼくが髪の毛をくちゃくちゃにして
アトリエに入ってくる。作業修了。
昼寝時間中にパソコンをやり、晩ご飯や保存食をつくり、
時間と体力があれば絵が描ける。
このなかで同時平行できるのはパソコンと食事作りだけなので
そこが工夫だなあ。
結局朝ごはん作りながら晩御飯と昼ごはんの支度を
するしかなさそう。

 
2005.11.13   
  ギャラリー・ハナのブログはまだ認知が広くない。
ブログに人を集めるのもテクニックがあるみたいだけど
といってもあまり反応がよくてコメントが毎日10個もつくというのも
しんどい気がする(まあ心配することはないでしょう)

この日誌には子育てのことはあまりかいてないけど
ブログのほうは多少書いてみようかな。
新米だから読者のほうが子育てに詳しいので
私から発信することはあまりないようなもの、
あるとすれば独自な工夫ぐらい。

それでも元気にわんぱくに明るく知恵も働く子に
育ってくれているというのはありがたいなあと思う。
辛いときに支えてくれる夫という存在が実はもっともありがたいのです。

洗濯ばさみで吊るしていた絵はほぼ乾燥。
ポピーオイルだけというのは乾きにくくていけないけど
ルソルバンを使うより体に悪くはないのよ。

昨日から寒気が降りてきて猛烈に寒くなって真冬のよう。
夜中にベランダにパレットを取りに行ったり外で筆を洗うなんて
それこそ修行。
こ、子育ても修行ですか?って。きっとそうだよね。
早起きも修行だけど、これは辛すぎてコケテばかりだしなあ。



2005.11.13   
  Yahoo!ブログを立ち上げました。
ギャラリー・ハナ。
URLは
http://blogs.yahoo.co.jp/atelierhana860

これでアクセス数もマシになると思う。
ブログの使いこなしにはもう少し時間がかかるかな。
日誌のINDEXも2006年度から少し使い勝手の良いものにするつもり。

そして課題はいつもながら、製作時間の確保。
結局、体力と段取りをレベルアップするべし、かな。
 
 

 oil_20051108siroihana01.jpg

   
   
 
 
2005.11.11   
 

クリスマスのイラスト油彩を乾燥していたら風で飛ばされ、やりなおし。
でも前より美しい!乾燥用の洗濯物干しを買って4枚の絵を同時乾燥中。
曇っているので撮影は延期。
撮影ーPC−加工ーHP編集という流れがかなり負担。
子供ももうすぐ2歳ともなると昼寝は短い、朝は早い、夜はなかなか寝ない、
起きてる間はまとわりつくし散らかすし・・・・・。

もうしんどくて休業したいという時もある。
それが実家や嫁ぎ先のお母さんにみてもらえる時があるなら息もつけるけど
東京でぽつんと離れて育てていると息をつく暇もない。
2歳になったら幼稚園情報を集め、3歳から幼稚園、なので
それまでが山場だろうね。朝、お弁当しなくちゃいけなくても、
そのときだけ頑張ればいいのだから。っていうのは甘いか?
母にも宿題が出たり役員が回ってきたりするらしい?
だいたいそのとき東京に居るのか?
いないとすれば引越しがあるのか?
まあ前途多難だけど終わってから、・・・・と先延ばししてると
人生も終わってしまうものである。

そう、ブログを立ち上げようと思う。
でも日記はこのまま継続。
BBSをブログに移行して、新作発表、PR、など行う予定。

2005.11.8  
下の絵は具象なんですよね。抽象というのはやっぱり何かもっと
意味なく描かねばならないようで、それなのにあとで意味を引っ付けると言うモノ。
あ、後で意味をどうとでも付けられるように、「意味なく」描かねばならないのかあ。

具象だか抽象だかの定義なんていうことより
まず描くことだ、本質に肉薄しながら。

油絵3枚を描く。こんなにスピードのある製作をしたのははじめてかも。
クリスマスのイラスト(油彩)と白い花2枚。
そんなでも完成するというのは難しいことだ。
これを難なく完成させるのが画家というものなんだろうか。
白い花はバラなのか。山茶花なのか。はたまた芙蓉なのか。
それは飾る季節によります。
つ、つぶしがきくっていうことなのかしら。。。(汗)
飾るだけで清楚な空間になると思います。

クリスマスの絵は、イラストギャラリーにあります。
芸術作品というよりはあくまでイラスト、だけど
価格は油絵のほうで。ポストカードよりは余程長持ちして
存在感もありますよ。


 

oil_20051102shine.jpg
「Shine」sm
抽象のつもりが具象。第一号。
やはり撮影は自然光の下だなあ。

 
 

 

2005.11.2  
  第37回日展に行きました。ベビーカーで都心へ出るのも慣れてきた。
上野行き山手線に乗るのに神田で乗り換えることができるけど
エレベーターがないから中央線で東京駅まで行ってそこからEV、
すると階下の従業員専用通路に行って、そこからコンコースへ。
ふたたびEVで山手線ホームへ。
上野もEVありで、問題なし。

美術展に行くのには子供が歩き回らないようにベビーカーに乗せて下ろさないか
食事して寝かしつけてそれから入るべし。

日展会場に入ったら、もうすぐに洋画部門へ。
疲れるから最初から、全部は見ないことにしている。
特選の作品はさすがに整っていて、最も目を引いたのが版画のような作品
(って版画だったんですか?)・・・変わってるなあと思い、
あとでTVで歌手のジュディ・オングだった!知らなかった。
特選が夢だったと語っていた。ずっと挑戦し続けてたんだなあ。
でも100号の絵で挑戦し続けるのはお金も体力も半端じゃない。
周囲の理解もいるよね。

今年の特選は、個人的には大久保孝夫さんの「牛舎暮色」が好きだ。
審査員前年と交代して、その指摘によると「表面的な作品が多い」とのこと、
その中では叙情的で好きな絵だったなあ。
もちろんそれまでの挑戦があるんだ。
そして、好きな桐生照子さんの絵をじっくり研究して帰った。
とてもオリジナリティがあって軽快なのが、好き。
1953点を超える応募から490点が入選。
選外はまず技術的に問題があるというところからハネラレる。

間違いなく私はそこに入りそうだ。。。。
入選した人々の技巧は真似できそうにない。
あのような技術を手に入れるには予備校や美校に行かなきゃ。。。。

でも待てよ。なんであれらの入選作がものすごく特徴に乏しくて
退屈なんだろうか?
それって同じような美校での技術の影響じゃないのか?

中川一政が、他人の技法は自分のものになり得ない、と書いていた。
大事なものは、独創しなけりゃならない。
そして止むに止まれない気持ちで描かなきゃ芸術じゃないのだった。
うーむ。
まあ、日展のほうが世界堂よりは私の世界を受け入れてくれそうな気はする。
でも50号以上じゃないと相手にしてくれないよ。どーする。
入選するより3号が1枚売れるほうが、今は大事かなあ。

そして図録を買おうかと見てみたけどやはり退屈なので買わなかった。
桐生照子さんと大久保さんの絵葉書を買って帰った。

全体としてモローやマチスの小ぶりな作品を見たときより
感動は少なかった。何かが欠けてる。

と、厳しいけど、自分はどうなんだ!(思いっきり棚に上げてる)

 oil_20051101daremoisoganaisima01.jpg
「だれもいそがない島」sm

2005.11.1

 

  抽象第一号はミスで後日撮りなおし予定。
上は抽象第2号。
あの白いところは、浜辺です。
最近、「星の王子様オリジナル版」を買って読んだ。
昔読んだ記憶があるけど今になってはじめて深さを知ることの出来た本だった。
それにしてもサンテグジュペリの絵の心地よい拙さ!

星の王子様の住んでた星は、私なりにどんな星か描きたくなった。
というような欲求があったのかもしれない、それで上の抽象画ができたのかも。
物語の始めの部分に、「私がこんなふうにしか絵が描けないのは
6つのときに大人たちにあんなふうな仕打ちをされたから・・・・」
みたいな言い訳を平気でしている。子供っぽい。
その子供っぽいというか子供そのものの気持ちから出た言葉に
思わず寄り添ってしまう。
あの純粋な壊れやすい王子様の姿を私もわすれないと思う。
繊細な感性を持ってしまった者なら誰でもあの打ち砕かれた瞬間を
知っているのだと思う。

そんなわけで、抽象画を描いていってみようと思う。
何も見えないけど描いていくしかないよね。はは。(まずは笑い)


 

making2004.8.28 004_009jpg.jpg
おお、なつかしい!
泉のアポローの下絵 

 
 

 

2005.11.1  
  抽象画。ばりばりの抽象画というのもいいけどやや具象に近いものから
はじめるとすれば、木村忠太なんかが好きだ。
でも画集を持ってない。マチスなんかもよさそう。
でも、もっと新しいところから持ってこなきゃ。。。。

今日は新聞の投書に16歳の手記が載っていた。
世の中ムズカシイ、だからいつも笑顔で。笑う角に福来るという、
笑ったら笑ったでそれがもとでムズカシイがそれも笑って、
明日になればうまくいくという内容。

膝が笑って肘が笑えば、顔も笑うフォルムができるのかも。
いいことをいうなあ16歳。


 

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